エシカルとは

エシカルってどういう意味？

エシカルとは、「人や地球環境、社会、地域におもいやりのある考え方や行動」を意味します。

具体的には、以下のような取り組み全般を指して「エシカル」と言います。

環境への配慮: エシカルなアクションは、環境への影響を最小限に抑えることを重視します。持続可能な資源利用、廃棄物削減、再生可能エネルギーの利用などが含まれます。
社会的責任: エシカルなビジネスは、従業員やコミュニティに対する責任を果たし、公平な労働条件や給与を提供することに重点を置きます。
倫理的な供給チェーン: エシカルな製品は、供給チェーン全体で人権侵害や違法な実践を排除し、製品の生産者や生産地に対する公正な取引を重視します。
消費者に対する適切な情報提供: エシカルなブランドは、消費者に製品の起源や生産方法について情報提供し、倫理的な選択をサポートします。

エシカルなビジネスや消費者は、倫理的な価値観や環境への配慮に基づいて行動し、社会と環境へのプラスの影響を最大化し、負の影響を最小限に抑えることを目指します。

１人１人が、エシカルな暮らし方・選択肢を選んでいくことが、持続可能な世界の実現につながります。

シャンプーバーは、プラスチックボトルが不要。シャンプーバーを使い続けることが、プラごみの削減につながります。

でも、プラスチックごみ、どうしてここまで問題視されているのか、実はあまりよくわからないな〜という方も多いのではないでしょうか。

プラスチックの製造と温室効果ガス:
- プラスチックは原油から作られます。原油の採取やプラスチックの生産には多くのエネルギーが必要です。
- このエネルギーを作るために、石炭や石油を燃やす発電所が使われます。
- この石炭や石油の燃焼からは二酸化炭素（CO2）というガスが出ます。CO2は温室効果ガスで、大気中にたまると地球の温度を上昇させます。
プラスチックの処分とメタンガス:
- プラスチックは燃えにくいため、多くのプラスチック製品が埋め立て場に捨てられます。
- 埋め立て場にあるプラスチックが分解されると、メタンガスが発生します。
- メタンガスも温室効果ガスで、大気中のCO2と同様に気温を上昇させます。
気温上昇と極端な天候:
- 温室効果ガスが増えると、地球の気温が上昇します。これにより、極端な気象現象が増加することがあります。
- たとえば、熱波や大雨、洪水、干ばつなどが頻繁に発生しやすくなります。

プラスチックごみの増加と不適切な処分は、二酸化炭素（CO2）やメタンガスなどの温室効果ガスの排出を増加させ、温暖化につながります。

そもそも、なぜ温暖化がいけないの？

暑さや極端な天候:　健康への影響
- 温暖化により、地球の気温が上昇します。暑い日が増えると、私たちが外に出て行動するのが難しくなり、体調にも影響を及ぼします。
- 気象が不安定になり、大雨や大雪、洪水、干ばつ、台風などの極端な天候が増えます。農作物が育たないなど、生活に大きな影響を与えます。
海面上昇:
- 温暖化により、北極や南極の氷が溶けることで海面が上昇します。海面が上がると、陸地が水没して少なくなるため、住宅や農地が海に飲み込まれる危険性があります。
生態系への影響:
- 温暖化により生態系の変化し、動物が生息する場所が変わり、食べ物が不足したり、植物が環境に対応できず絶滅したりします。また、森林火災も起こりやすくなります。